日常生活の中で、赤ちゃんにはいろいろな刺激を受けて賢く育ってほしいとは思うけど、不安な事が多いですよね。
- 小さな部品を誤飲しないか
- 衛生面の不安
- やけどや感電の恐れ
- 怪我の心配
家の中で遊ばせる時でも色々な事に配慮しないといけません。
そこで今日は赤ちゃんの「触りたい」を叶え、危険を取り除き安全な学ぶ環境を作るというモンテッソーリ理論を取り入れた【ビジーボード】を紹介したいと思います。
全て100均で揃えて、作れますので挑戦してみてください。
それでは今日も最後までお付き合いください。
ビジーボードとは

ビジーボードとは壁や床に張り付けて遊ぶ日用品を活用したオモチャの事です。
画像を見て頂けると分かりますが、木製のボードに赤ちゃんの興味をひく物が沢山貼り付けられています。
「光るもの、音が出るもの、引っ張れるもの、くわえられるもの、握れるもの」
いろんな要素があって、考えたり指のトレーニングにもなるので、安全に様々な経験を取り入れるのに使いたいアイテムです。
単品で与えると行方不昧になったり片付けたりが面倒で大変ですが、ビジーボードとして集約しておけば、散らかったりしないのでとても楽です。
どんな風に動作するのかはコチラの動画を御覧ください↓↓
\ 所要時間40秒 /
ビジーボードの材料と作り方
今回使用したビジーボードの材料はほとんどDAISO(一部セリア)で揃えました。妻がデザインを考えて配置を決めて一緒に作りました。
- ファスナー
- 鈴
- 毛糸
- ヘアゴム
- タイマー
- おしりふきのフタ
- メジャー
- 電卓
- ミラー
- ストラップ
- おもちゃのアルパカ
あとは簡単、付けていくだけで完成です。
グルーガンやボンドなどを使って貼り付ける方法は長期的な使用にはオススメしません。
使用頻度や月齢(手の力)が上がるにつれて取れやすくなるので、長く使ってほしい場合は紐や結束バンドでしっかり固定しましょう。
取れてしまったときのためになるべく小さい物は使わないようにしましょう。
縛ったりが難しく接着剤を使用するなら、貼り付ける面同士をヤスリで削ってからボンドで貼り付けるか、「ゴリラグルー」などの超強力接着剤をしようしてください。
ビジーボードを手作りするメリット
赤ちゃんの喜ぶ顔が見れる
当たり前ですが、赤ちゃんの喜ぶ顔が見れる事が何よりのメリットです。
手作りした分、気持ちがこもっているので、嬉しそうに遊んでいると満足感に浸ることができます。
いつか子供が大きくなった時に、残しておいたビジーボードを見て「自分が大切にされていた」と、感じてくれるかもしれません。
赤ちゃんの興味に気が付く
ビジーボードは色々なアイテムが詰まっているので、赤ちゃんが何に興味があるか何が好きか分かります。
- うすい色よりも濃い色に反応する
- 丸いものよりも四角などが好き
- ザラザラしたものより、つるつるしたものが好き
- ブニブニした手触りのものが好き
といった赤ちゃんの好みや、何に興味をひかれるのかを知ることが出来ます。
これはオモチャ選びなどにも生きてくるので結構大事です。
また100均に行けば、赤ちゃんのおもちゃに使えそうな物を探す楽しみも増えます。
父親の育児参加を積極的にする?
私が知育という分野に興味を持ったきっかけがこのビジーボード作りでした。
ビジーボードは安全で、赤ちゃんの知育に役立つことが第一条件ですが、なにより赤ちゃんの好奇心を刺激しなければ遊んでもらえません。
そのためには赤ちゃん目線になって、色々と考えなくてはならいのですが、これが楽しくてハマってしまいました。
ここから私の知育に関する本を読み漁ったり、オモチャを作ったりと育児参加の「幅」が広がりました。
物を作ったりが苦手でなければ、ぜひ男性にもオススメしたい工作です。赤ちゃんとの距離が一段と縮まります。
ビジーボードを使った赤ちゃんの反応(動画あり)
実際に赤ちゃんがどんな反応をするのか気になりますよね。
うちの子が初めてビジーボードで遊ぶ生後6ヶ月時点の動画があったのでご紹介します。
初めて触ったリアクション
\ 所要時間40秒 /
うまい具合に色んなおもちゃに触れてくれたので、作りがいがありました。
- ファスナーを接着剤で止めたので、赤ちゃんの力が強く外れるまで早かったです。
有孔ボードの穴を利用して結ぶほうが丈夫です。 - 毛糸は引っ張ったりを繰り返すうちにボードの穴と擦れて切れてしまいました。
切れにくい紐などを使って方が、長持ちします
ビジーボードの学習効果(ワーキングメモリ)
赤ちゃんの記憶力はあまり良くありませんが、ビジーボードを使用した事でタイマーの仕組みが理解出来ていて、それを記憶している事が分かる動画です。生後6ヶ月で動画のような動きができたので驚きました。
\ 所要時間約1分 /

日々何気なく遊んでいるように見えて、ちゃんと学習していることに私も撮影しながら驚きました。
生後半年でこれくらいワーキングメモリが活発に使われているのは珍しい事だと思います。
遊びながら学習できる【ビジーボード】は凄いなと改めて思いました。
材料費1500円と1時間あれば完成する学習効果の高い玩具です。
ぜひ皆さんも作ってみてください。
それでは最後までご覧頂きありがとうございます。
この記事がみなさんの子育てに少しでも役立ちますように。
よちよ知育パパ